『温故知新』 奇岩・巨石を見に行くことは少ないが、知らずに出合った時は感動ものである。
奇岩・巨石・洞窟
山登りは目指す山頂に到達するのが主な目的であるが、登り、下りで感動的な景色、滝、奇岩、巨石、洞窟に出会うことがある。 滝と鍾乳洞は別途ページを作ってまとめ
ているので、ここに奇岩、巨石、洞窟をまとめてみた。
奇岩、巨石、洞窟 その3
山中で名前の付いていない奇岩を見付けると自分だけが見付けた気分になり嬉しくなってしまう。 他の人は知っているのだろうか? とつい自分なりに名前を付けてしまう。
その4に進む。
奇岩・巨石・洞窟
きがん・きょせき・どうくつ
〔その3〕
”由布岳”のノコギリ尾根、岩壁。
”西峰”の火口壁から見下ろした ”ノコギリ尾根”。
登山道?はノコギリの刃先部を歩く。
我がチームの御老人はくさり場を楽しんでいた。
”由布岳”の難所と言われている ”障子戸”の岩壁。
若いカップルは危ないからと引き返して来た。
”岩登り講習会”座学にて道具、用具の使い方、ロープワークを学習する。
”岩登り講習会”実技2回目は蓬莱峡にて。
オーバーハングを越えているのは講師のお手本で、
受講生はオーバーハングを越えることは禁止されていた。
実技1回目の講習は ”神戸登山者研修所”の
高さ15mのクライミング壁で行われた。
受講生でここを登れない者は居なかった。
通称 ”サル山”と呼ばれているらしいモルタル塗りの
人口壁で実技講習を受ける。 下からもタワーからも指導の檄が飛ぶ。
ルート図に書かれた名称は実体を巧く表していた。
講習会と言えど、実技そのものであった。 ”屏風岩”のゲレンデは
一般開放されており、自己責任ながら誰でも無料使用することが出来る。
おいらの番では、腕の力任せで早く登ると、
ゆっくり慎重に登れ!と厳しい指導を受けてしまった。
この壁はホールドが沢山あり、初心者用であった。
基本、登り易い斜面を選ぶと講師から注意される。
岩登りが大好きな相棒も難無くこなしていた。
ここもホールドが多く、難無く登ることが出来た。
この程度の岩盤なら登山中にもよく遭遇している。
指導員がビレーを準備している様子。
トライ中の彼は普段からボルダリングをしているらしく、
難無くクラックを通過していった。
このクラックは変化が多く面白かった。
この壁はホールドが少なく難関であった。
先行者2人はクリヤーした様に見えたが、実はロープで
引っ張り上げられていたのであった。 引っ張り上げら
れるのが嫌で途中でリタイヤ宣言をした。
”岩登り講習会”実技1回目はクライミング壁で基礎練習。
道具、用具は普段から馴染みあるものであるが、ロープワークの結び方は特殊であり、徹底的に指導された。
”岩登り講習会”実技3回目はキャッスルウォールにて。
前回の講習から1週間も経つとロープワークを忘れてしまっている。
再び、ロープワークと細かな注意点を座学して頂く。
確かな情報では無いが ”キャッスルウォール”は日本のロッククライミング発祥の地であると聞いたことがある。 初心者がその有名壁に登られて頂けるのは光栄である。
今日の ”キャッスルウォール”実技講習会には受講生5名に
メラピークのメンバー6名が参加していたので、受講生5名に
対して講師が6名いる豪華な講習会となった。
ここの広い岩壁が関西で有名な ”キャッスルウォール”である。
ここへはハイキングで何度か来たことがあり、左端の岩ゴツゴツ部分が
”荒地山”への登山道となっている。
まずは指導員がフリーで登り、ロープを張って行く。
既に ”キャッスルウォール”の岩壁には
既に沢山のピンが打ち込まれていた。
受講生最古老の相棒は、こんなのが大好き
人間であり、難壁を簡単にこなしていく。
上から下から、足の置き場、手の位置への
激が飛ぶ。
”キャッスルウォール”を登れたことは
自分への小さな勲章となる。
”燕 岳”のイルカ岩、メガネ岩。
”燕岳山荘”の横に君臨するモグラに似た ”イルカ岩”
ハイカー、特に女性ハイカーに大人気の本家 ”イルカ岩”
背景の ”槍ヶ岳”が花を添えている。
メガネには見えないが ”メガネ岩”と称されている奇岩。
”燕岳”の山頂までもが奇岩となっていた。
”大台ヶ原”の大蛇ー、篭ー岩。
”大蛇ー”の安全策から先端の落込みを覗いて見る。
”大台ヶ原”の ”日出ヶ原”からの周回路途中にある ”大蛇ー”。
先端に行くには ”牛石ヶ原”から脇道に入る必要あり。
”大蛇ー”から隣りに立ちはだかる
”蒸篭ー”(せいろうぐら)を見る。
シャッターを押して頂いた若いカップルが下りて来た。
可愛いお姉さんは怖くてお尻スリスリになってしまった。
10年後、対面の ”又剱山”からの尾根筋から見た ”大蛇ー”、”蒸篭ー”。
この時は ”中の滝”、”西の滝”の滝見に来ている。
日本百名山 大雪山の ”噴気孔、奇岩類”。
この奇岩には名前が付けられていなかったので、
”ミルフィーユ岩”としておく。
この奇岩はどう見ても寝そべった ”クジャク”に見えた。
”姿見の池”に反射する ”地獄谷”の噴気群。
見える範囲では一番大きかった ”噴気孔”。
”地獄谷”の噴気孔群。
”朝日岳”への登り途中から見た ”地獄谷”。
こちらが本物の ”金庫石”。
こちらは ”ニセ金庫石”。
”間宮岳”からの下山路途中にあった天然温泉の ”中岳温泉”。
湯温は熱く、横に流れている沢水で薄めないと入れない。